水中写真スペシャリティーインストラクター吉野の視点から見る、水中写真の魅力とテクニッ

今日はダイビングの予定がなかったため、お店で過ごしていました。

昔のメンバーさんが遊びに来てくれて、水中写真の話で盛り上がりました。水中写真は陸上のカメラ撮影とは異なり、独特の難しさと魅力が詰まっています。

まず、水中では光が水に吸収されやすく、色彩が失われていきます。特に赤やオレンジの色は早く消え、最終的には青かぶりという現象が起きてしまい、画像全体が青っぽくなってしまいます。これを避けるためには、太陽光を十分に取り入れることや、フラッシュやストロボを使って色を補うことが重要なポイントです。

しかし、水中には微細な浮遊物が多いため、フラッシュを真正面から当てると白い点々(バックストロボ効果)が写真に写り込みやすくなります。これを防ぐために、フラッシュはやや高い位置や角度から被写体に当てるテクニックが求められます。

また、水中では光が水を通過するたびに減衰し、被写体から離れれば離れるほど画質が低下します。そのため、ズーム機能の使用は避けるのが基本です。カメラは被写体にできるだけ近づくことが理想で、魚が逃げないようにゆっくりと接近するテクニックも重要となります。

私の経験だとなるべく低い位置から被写体を狙うことで、自然な構図と魅力的な画角を作り出すようにしています。見る人を引き込む写真を目指しています。

水中写真スペシャリティーはただの記録写真ではなく、光と色、構図を操る芸術とも言えるでしょう。これから水中写真に挑戦される方には、テクニックだけでなく、海の生態系や光の特性を理解することが不可欠です。

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