伊豆大島へナイトクルーズ&ダイビング|南西の風と黒潮の海、夜間航行で行く特別な海の旅
先日、ブルーマリンボートでゲスト4名とともに、伊豆大島へのナイトクルーズ付きダイビングツアーを開催しました。
夕方に神奈川県を出航し、大島に着いたのは22時ごろ。
この日は南西の風がやや強く、波もあり、少し荒れた海況。
慎重に舵をとりながら、経験と装備を活かして、夜の海を安全に航行しました。
星降る夜の航海
月のない夜は、海も空も真っ暗。
ですが、そんな中で見える満天の星空と天の川は圧巻でした。
船の上から見上げる星空は、街では絶対に見られない景色です。
「真っ暗な海の上を進むのって怖くないんですか?」と聞かれることがありますが、
夜の航海には特有のルールと装備があり、慣れていれば問題ありません。
夜間航行の仕組みと注意点
夜の海では、車のようなヘッドライトはありません。
かわりに頼りになるのが、船の航海灯(ナビゲーションライト)です。
- 右舷は緑の灯り
- 左舷は赤の灯り
- 後方からは白の灯り
この光の組み合わせで、他船の進行方向や自分との位置関係を判断します。
さらに、ブルーマリンではレーダーを活用して、視界ゼロでも確実な航行を行っています。
翌朝は黒潮の青い海へ
翌朝のダイビングは、黒潮の恩恵を受けた海域へ。
透明度は抜群で、水中はコバルトブルーの世界。
今回の海では、
- ウミガメが2匹ゆったりと泳ぐ姿
- 回遊する大型の魚の影
- ダイナミックな地形に光が差し込む美しい風景
が広がっており、参加者の皆さんからは「今までで一番きれいだった!」という声もいただきました。
まとめ:特別な時間が味わえる船で行く伊豆大島ツアー
夜の海を越えてたどり着く伊豆大島の海は、ただのダイビングとは一線を画します。
星空の下を航行し、翌朝は黒潮のクリアな海へ。
非日常を求めるダイバーの皆さんにこそ体験してほしいツアーです。
ブルーマリンでは、今後もこうした特別なクルーズ&ダイビング企画を行っていきますので、ぜひチェックしてみてください。