「透明度30m超え!大瀬崎・先端ポイントで感じた日本離れした絶景ダイビング」
今日も昨日に引き続き、静岡・大瀬崎でファンダイビングを楽しんできました。今回は、大瀬崎の中でも特に人気が高い「先端ポイント」へエントリー。ここは、地形的に岬の突端にあたり、潮の流れがダイレクトに当たる場所なので、魚影が濃く、ダイナミックな海中景観を楽しめることで有名です。
一般的に、海の「先端」と名のつく場所は、潮流の影響を強く受けます。潮が通ることで、プランクトンなどの栄養素が集まり、それを求めて小魚たち、さらにはそれを狙う大型魚まで集まってきます。また、潮がよく通る場所は酸素飽和度も高くなるため、魚たちの活性もぐんと上がります。今日の大瀬崎先端もまさにその典型でした。
特筆すべきは、なんといっても透明度。昨日よりもさらに水が澄んでいて、軽く30メートル以上の視界がありました。どこまでも続くコバルトブルーの海に包まれながらのダイビングは、まるで沖縄や海外の海にいるような感覚。「ここは本当に日本の海?」と何度も自分に問いかけてしまうほどの美しさでした。
先端ポイントは、水深が一気に落ちるドロップオフが特徴で、潜降時にはしっかりと耳抜きを意識する必要があります。初心者の方には少しハードルが高く感じられるかもしれませんが、インストラクターの引率があれば安心して潜れます。
水中では、キンギョハナダイの群れがまるでオレンジ色のカーテンのように目の前を覆い尽くし、光の加減で輝く姿にしばらく見惚れてしまいました。さらに、キビナゴの大群やイサキの群れも現れ、どこを見ても魚だらけの圧巻の海。まさに大瀬崎ならではのダイナミックな海中世界でした。
今年は黒潮の入りが良いようで、このまま安定して流れ込んでくれれば、大瀬崎の海はまだまだ素晴らしい状態が続きそうです。人も少なく、のんびりと楽しめる今の時期は、本当に狙い目です。
今回の大瀬崎ツアーでは、いつもお世話になっている民宿「はまゆう」に宿泊。こちらのお宿は、お刺身・煮付け・天ぷらなど、地元の海の幸をふんだんに使った料理が楽しめるのが魅力です。特に朝ご飯に出てくるアジの干物は絶品。朝からごはんが進んでしまいます。
ダイビングだけでなく、食も宿も楽しめる大瀬崎。泊まりで行くことで、より深くその魅力を味わえます。ブルーマリンダイバーズでは、今後も大瀬崎ダイビングツアーを定期的に開催予定ですので、ぜひ皆さんもこの素晴らしい海を一緒に体験してみませんか?
ご希望があれば、ダイビングライセンス取得コースやアドバンス講習なども同時に開催可能です。ご参加お待ちしています!