ピークパフォーマンスボイヤンシー(PPB)
ピークパフォーマンスとは、水中で浮も沈みもしない「中性浮力」のこと。 これがしっかり出来れば、水深5mで安全停止をするはずがいつのまにか浮上してた…、潜行が出来ない、 いつも砂を巻き上げてしまう、最悪の場合体のコントロールがきかずにドンドン沈んでしまってサンゴを折ってしまう、 そんなことがなくなりマナーや安全面が大いに向上します。 さらに魚を観察するにも、水中写真を撮るにも、水中でピタッと止まれて行動したいことが思いのままに! そんな”できるダイバー”を目指すこのコースでは、タンクやスーツの種類によってウエイト量を 調整する知識から、BCDや肺の呼吸をコントロールして中性浮力がしっかりととれるまでのテクニックを磨きます。 これができればドロップオフもなんのその!中層でピタリと止まって魚と一緒に ホバーリングもOK。水中での余裕はピーク・パフォーマンスにあり!です。
エンリッチドエアー
水中世界。この魅力的な世界にもう少しだけいたい しかし、これほど自由で素晴らしい水中世界も、私たちの水中への訪問には、時間という制約を受けます。 ザ・ホイールやダイビング・コンピューターなどの発達によって、マルチレベルでのダイビングでは、 大幅に減圧不要限界が延長されました。 しかし、いずれにしてもマルチレベル・ダイビングが可能な潜水地でしか有効でなく、マルチレベルダイビングにも限界があります。 エンリッチド・エアは安全に減圧不要限界を延長することのできる、最新技術です。 エンリッチド・エアで、エンリッチド・エア用のダイビング・コンピューターを使用し、 マルチレベル・ダイビングをした場合には、 空気でのダイビングに比べて長く潜水することが出来ます。 特に、水深が15mから30mのダイビングに向いています。 じっくりと、水中生物の観察や、水中写真を撮りたい ダイバーにはうってつけのコースです。 また、エンリッチド・エア用のダイブテーブルの使用方法なども身に付きますので、 減圧理論に興味のあるダイバーにもオススメです。 エンリッチド・エアはダイビングの手段の1つです。
ボートダイバー
ダイビング・ポイントは、岸からすぐの所もあれば、ボートで数分あるいは数時間移動する場所もあります。 リゾート地でのダイブスタイルの場合、ボートで移動することがほとんどです。 ボートといっても、和船、クルーザー、ゴムボートと、タイプによってその使い方はさまざまで、 ビーチエントリーしか経験のないダイバーがいきなりボート・ダイビングをしようとしても、 ボート上であわてたりするケースが多くなります。 そんなことがないように、このコースでは、快適なボート・ダイビングのノウハウから始めて、 船の縁に腰掛けた姿勢でエントリーするシッティング・バックロール、立った姿勢でエントリーする ジャイアント・ストライドや、ボートならではのエキジット方法、潜降の仕方などまでを学びます。 一度コースを受講してノウハウをマスターすれば、遠いポイントへ繰り出すダイブツアーに参加しても、 安心してボートダイブがエンジョイできます。
デジタルフォト
陸上でも水中でも、デジタル・カメラ(デジカメ)が広く一般的となりました。 水中は陸上とは色も明るさも違うため水中でもデジカメで楽しく撮影を出来るようになるための テクニックを学習出来るのが、このデジタル・アンダーウォーター・フォトグラファー・スペシャルティ・コースです。 最初のダイブでは、難しいことは抜き!デジカメの準備をして、色調整をして写真を撮影するコツをインストラクターに教わりましょう。 ここまででデジタル・アンダーウォーター・フォトグラファー・レベル1の認定を受けられます。 ダイブ2では、さらに魅力的な写真の撮り方が身に付きます。 撮影後、パソコンへのデータの取り込み方法や編集ソフトを使用した簡単な加工方法までも身につけられるのです。 今まで難しいと感じているデジカメのAUTO機能しか使っていなかったあなた!! このコースに参加した後は、環境に応じた素早い 調整が出来るようになり構図を考えたきれいな写真がたくさん撮れることは間違いありません。
ドリフトダイバー
ドリフト・ダイビングとは、潮の流れにのって水中を移動するダイビング方法のこです。 つまり、潮流に逆らわず、その流れに泳がせてもらうわけです。 こうして海の中をフワフワ漂うのも、 気持ちのいいものです。 日本を含め世界中のダイビング・ポイントには、ドリフト・ダイビングを メインにする場所はかなりあり、 パスやチャネルと呼ばれるリーフの切れ目や水道口、 海底が深く落ちているドロップオフなど、 ダイナミックなポイントに数多く点在しています。 ドリフト・ダイビングは、体力の消耗も少なく広い水域が楽に移動できるので、 普通に泳いでいたのでは 見られないような地形の変化や、回遊魚たちに遭遇できる確率も高くなります。 このコースでは、ドリフト・ダイビングの注意点や、エントリー&エキジット方法、シグナル器材の 使用法などのテクニックをマスターし、潮流の速いポイントでも安全に楽しめる潜り方が身につけられます。
ディープダイバー
海中に降りそそぐ陽光。しかし、潜る深度が増すほど、その光は失われてゆきます。 そんなディープ・ダイビングには、まったく別の世界に出会える魅力があります。 自然光にかわるブルーの世界、水深30mの海底に沈む沈船。ウミトサカにキンギョハナダイが舞う華麗な光景。 そこには水深18mを超える海中でしか見ることのできない幻想的な世界が広がり、エキサイティングなポイントも数多く点在しています。 このコースではディープダイビングのさまざまな注意点はもちろん、水深18m以深の水中環境を知り、 より安全にディープ・ダイビングが楽しめるような知識を学習することが第一の目的となります。 潜る深度と時間を決める潜水計画の立て方、減圧理論の学習、そして水圧のかかる様子の観察のほか、安全停止や浮上方法も学習します。 こうしてディープ・ダイビングをマスターすれば、世界中にあるレック(沈船)やケーブポイントをはじめ、 ワクワクするようなポイントへも、 安全にチャレンジすることが可能になるのです。
レック(沈船)
レック・ダイビングといえば、海底に沈んでいる沈船に潜るのが一般的です。 そもそもレックという言葉自体、「難破したもの」という意味。 輸送船、戦艦、戦闘機などが ダイビング・ポイントになっている場所は、実にたくさんあり、なかでも太平洋戦争で沈んだ沈船が 密集しているトラック諸島は有名です。 しかし、そのほかにもレック・ポイントは数多く、世界中、もちろん日本国内にも点在しています。 また、海底に眠る船も、原形をとどめ横たわっているものや船体がバラバラになっているものなど、 その姿もさまざまです。このようなレック・ダイビングには、たくさんの楽しみ方があります。 たとえば船のデッキやマストについている原色のソフトコーラルや、魚礁としてすみついた多様な魚たちのウォッチング、 ライトの光だけが映しだすスリル満点の船内探索、夢とロマンをかきたてる 歴史発掘など、目的や楽しみ方は千差万別。 船内に潜るには、堆積物を巻き上げないような フィンワークとテクニック、それにマナーも必要。このコースでは、 沈船に潜る際のさまざまな 注意点や、実際に船内にロープを張り、伝いながら移動して潜る方法などを習得します。 ダイバーだけが見ることを許された、数々の沈船たちは、まるで人類の物言わぬ歴史をこちらに語りかけてくるようです。
ナビゲーター
海中には、根と呼ばれる岩が点々と並んでいるポイントや入り組んだケーブやトンネルなど、 好奇心をかきたてられるポイントがたくさんあります。 また海の中では、ほんの数十メートル移動するだけで、景色や魚たちの風情がガラリと変わることもよくあります。 このコースでは、そんな海中で目標地に正確にたどりつくためのコンパス・ナビゲーションはもちろん、 自然の目標物を確認しながら移動するナチュラル・ナビゲーション、水中セクスタント(六分儀)を使いこなすテクニックなどを学びます。 水中で正確なナビゲーションができれば、最短距離のコースで楽に移動できるばかりでなく、 万一水中で自分のいる位置がわからなくなってしまった場合でも、あせらずに落ち着いた行動がとれます。 これにより、探検ダイビングも思いのままにできるようになり、ダイビングのバリエーションは無限に広がっていきます。
ドライスーツ
体を濡らさず快適なダイビングが楽しめるドライスーツ。 いちいち水着に着替えずに洋服のまま着れてしまう不思議なスーツ、そしてドライスーツは空気の層で保温するため保温効果は抜群! 秋から春にかけ日本の海を潜る必需品として、多くのダイバーに愛用されています。 また最近では、インナーを替えることで、シーズンを問わずに一年の大半をドライスーツで楽しむというダイバーも増えています。 ドライスーツを着用すれば、体が冷えないため疲労度も少なくなります。 エキジット後は寒い思いをすることもなく、スーツを脱げばすぐに次の行動に移れるメリットも。 このような具合にドライスーツは水中だけでなく、陸上でも快適にリラックスして過せるのです。 このコースでは、ドライスーツの着脱方法から、吸・排気バルブの操作方法、適切なエアコントロール・スーツ自体の取扱注意点を学びます。 ドライスーツを着用すれば、快適で楽しいダイビングシーズンが今までの3倍にも4倍にも延びるのです。 オールシーズンダイバーを目指すダイバーには必須のコースです。
プロビジョンビーグル
水中を広範囲にわたって移動すれば、新しい発見や、興味深い場面に遭遇できる確率も高まります。 水中スクーターは、ダイバーたちのそんな望みを叶えてくれる快適さバツグンの乗り物。 水中での移動もラクで、バディと宙を舞うような海中散歩も体験できます。 しかも、エアの消費量は通常の半分ほど。 このコースでは、まず基本的な操作の方法、安全深度や行動半径、操作上の注意点、操作中の耳抜き法、 して浮力コントロールなどを習った後、浅場で実際に体験してみます。 さらに、使用後や万一故障した場合のメンテナンス法もマスターします。 高度なテクニックを習得すれば、回転アクロバットなどの技もこなせるようになり、その快感はやみつきになるほどです。
アルティチュード
アルティチュード・ダイビングとは、海抜300m以上の高所で潜るダイビングのことです。 ダイビングのできる場所は、海ばかりではなく、山岳地帯にある湖なども、海とは違った味わいが楽めるフィールドのひとつなのです。 たとえば、富士山麓にある富士五湖のひとつ、本栖湖。 ここは標高900mの淡水湖で、ひと味違った水中世界の魅力が味わえるスポットです。 淡水ならではのブラックバス、ギギやオイカワといった魚がすみ、水底の枯木の脇には水草が茂るなど、湖水特有の雰囲気が漂います。 アルティチュード・ダイビングでは、酸素が薄い高所での行動、淡水に潜るためのウエイト重量、ダイブテーブルの引き方、 浮上の方法など、海洋ダイビングとは異なる注意点が多くあります。 しかし、淡水だからといって、海水に比べて特別にむずかしいダイビングをするわけではありません。 水底に溜まっている軽く細かな堆積物を巻き上げないようなフィンワークや、中性浮力がしっかりととれれば、 誰でも簡単に楽しむことができます。 静かで幻想的な湖底、そこにはダイバーなら一度は経験したいもうひとつの魅惑の水中世界が広がっています。
ナチュラリスト
海のなかには、さまざまな表情があります。 どこにでもいるような、おなじみの魚たちも、じっくり観察してみると、その顔かたちが誰かに 似ていたり、動きが落ち着いていたり、 個体の違いや行動もいろいろわかってきます。 また、水中生物はたくさんの知恵をもっています。ハゼとエビの仲間のように、仲良く同じ巣穴に共生したりするものもいれば、 オコゼのように カモフラージュでまわりの環境に同化しエサを捕獲したり、敵から子を守るため親が卵を口のなかに 入れて保育するネンブツダイなどのような魚もいます。 水中は、ダイバーだけが見ることを許された不思議な生命のドラマに満ちあふれている世界なのです。 このような水中の自然環境に詳しく、海をあるがままに楽しむ人を「アンダー ウォーター・ナチュラリスト」と呼びます。 魚だけでなく、サンゴやクラゲ、イルカやクジラなどの水中動物や植物プランクトン、藻といった水中植物に対する造詣を深めることも、 海のメカニズムの一部にふれることになります。 ナチュラリスト・コースは、水中生物の知識から接し方、危険な生物に対する認識など、さまざまな海洋生物について学べるコース。 このコースを受講すると、それまでのファンダイブでは気づかなかった、小さな生物たちのたくましさや、不思議な生態も再発見でき、 潜るごとにダイビングの奥の深さに魅了されていきます。 もちろん、水中生物を傷つけないフィンワークや姿勢など、ナチュラリストとしてのダイビングテクニックもしっかり学べます。
マルチレベルダイバー
回遊魚がグルグル回る水中パノラマシーンやかわいい魚たちをいつまでも眺めていたい…。 ダイバーなら、誰もがより長く海に潜っていたいと思います。そんな願いを叶えてくれるのが、 このマルチレベル・ダイビング。 これは「水深が浅いところでは体内への窒素の吸収がおそい」という原理を応用して、 「ダイブテーブルを使用した場合よりもダイバーが水中にいられる減圧不要時間を 延ばすことができる」ようにと考えられた ダイビング・プログラムです。 この方法をとると、 普通のダイブテーブルが示す潜水時間より、さらに長い時間ダイビングを楽しむことが可能になります。 このコースでは、ダイブコンピュータやPADIが開発した「ザ・ホイール」を使って、 マルチレベル・ダイビングの計画の立て方から、 実践までを学びます。 マルチレベルをマスターすれば、さらに貴重なダイブタイムが手に入ります。
ダイビング器材
ダイビングは器材への依存度がかなり高いスポーツであるため、ベストな状態で使いたいものです。 このコースは、まったくの初心者ダイバーから、そろそろ買い替えを考えてるダイバー、 さらに器材のメンテナンス法を知りたい、 もっと使いやすくしたい、長持ちさせたいなどなど、幅広いダイバーのニーズに応えられるコースです。 スノーケリング・セットをはじめ、重器材には多種多様なタイプがありますが、それぞれの器材を使いこなすテクニックを知っていれば、 セッティングや潜降、エキジット後の片づけなどがよりスマート&スムーズにできるようになります。 加えて、万一ダイビング先で器材のトラブルが発生したとしても、知識があればフレキシブルに対処することも可能になります。 器材はほんの少しの工夫やメンテナンスで、驚くほど使い勝手がよくなるもの。 同時に器材への信頼度も高まり、常にベストコンディションでダイビングが楽しめるようになります。 器材に関する知識の学習、構造の理解を通して、ダイビングの実用性を高めるのがこのコースなのです。
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